欧州ビジネススクールで取得できる学位:MBAとMSc/MAの違い

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MBAは、「Master of Business Administration」、すなわち経営管理に関する修士号ですが、MScとは、「Master of Science」を指しており、通常は、どの分野についてのMScなのかを示すタイトルが続きます。例えば、「MSc in Management」、「MSc in Finance」という風に、何の領域を専門的に扱った修士号なのかが分かるようになっています。

MBAは、経営にかかわるスキルや知識を幅広く学ぶ学問です。ビジネス界でのキャリアアップやキャリアチャレンジを目的として進学される方々を想定しており、出願にあたり、数年以上の就業年数が求められます。その為、年齢も26歳以上が中心で、30代、40代の学生も交じっています。

MScは、ある特定分野を専門的に学ぶ、スタンダードな大学院の修士課程です。出願にあたり、職歴は問われないことから(*)、大学卒業後すぐに進学する方も多いです。高い学問的知識やアカデミックスキルが必須となりますので、必然的に、学部時代の履修科目や成績の重要性も増します。
(*ファイナンス系のコースなど、当該分野での職歴が求められるMScもあります。)

「職歴無しでもMBAに進学できますか」というお問合せを頂くことがありますが、欧州の優良なビジネススクールの提供するMBAは、基本的には数年以上の職歴が必須となっています。実際、ある程度の職業経験を経てから進学される方が、より良い勉強が出来るようになっています。
職歴がない段階でも、経営に関する知識やスキルを学びたい場合には、「MSc/MA in Management」(略してMiMと呼ばれるコース)が、所謂、“MBAのジュニア版”となっています。MiMでも、経営に必要な一通りの知識やスキルを履修しますが、職歴がない方々、もしくは職歴が2年程度の方々を対象とした内容となっています。国際的な視点を養うことができるのはもちろん、実践的なプログラムが多いため、 これから社会人となる方々にとって、自身のキャリアを思い描き、構築する良い指標を与えてくれるでしょう。

記事提供:ビジネスパラダイム

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