MBAの国際認証

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今回は、MBAの認証と、その認証機関についてお話します。

認証機関

各国政府が、自国の教育機関を管轄していますが、それとは別に、国際的な第三者機関が、マネジメント教育の質を評価し、認証しています。かような機関として、以下の3つが有名です。何れの機関も、世界中のビジネススクールを評価しています。

(1)AACSB (The Association to Advance Collegiate Schools of Business)

1916年に、アメリカのビジネスに関する学士号、修士号、博士号の‘認定’機関として設立された、非営利組織です。

(2)EFMD (European Foundation of Management Development)

アメリカのAACSBに対して、このEFMDは、そのヨーロッパ版とも言えます。EQUISとEPASを実施しています。

(3)AMBA (The Association of MBAs)

1967年にロンドンで設立されたMBA教育に関する国際認証機関です。その役割は、「大学院レベルのマネジメント教育に関する品質保証」を与えることです。

ビジネススクールにとっての国際認証とは

AACSB、EQUIS、AMBAの3つの認証を取得することを「3冠」と言い、世界中のビジネススクールの僅か1%未満のみが3冠を有しています。

これらの機関のメンバーとなり認証を受けることは、国際的にも、その教育の質の高さを証明し、ビジネススクールのネームバリューや各種ランキング等で有利に働きますが、同時に、スクールにとっては、追加的な時間と労力を要し、且つ、大きな金銭的負担が生じるのも事実です。あくまで教育の場ですので、3冠に拘らず、手堅く運営を行ないながら、質の高いプログラムを提供しているスクールも多々あります。例えば、Oxford Saidビジネススクールや、Cambridge Judgeビジネススクールは、現在のところEQUIS、AMBAの2冠のみですが、両校共に、世界トップクラスの教授陣とファシリティーを備え、その教育の質の高さは申し分ありません。

なお、“EFMDやAMBAのメンバーでなければ正式な修士号は取得できない”といった誤解を抱かれる方もいらっしゃいますが、学位の取得如何は、その国の教育機関で大学として認定されているか、企業系ビジネススクールであれば、修士号を授与できる体制になっているのかによります。

記事提供:ビジネスパラダイム

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