新型コロナウイルスの現状を受けて―各校の対応振り

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欧州の多くの国が、新型コロナウイルスの現状を受けて、学校を一時的に休校とする措置を取りました。2020年7月時点で、完全に再開した国もあれば、一部の学年に限って再開する段階的な措置を採用する国もあります。では、欧州のビジネススクールの対応は如何でしょうか。

新型コロナウイルスの蔓延が深刻化し始めたことを受け、欧州の多くのビジネススクールは、素早くキャンパスでの講義を中止し、オンラインでの実施に移行しました。スペインのIEビジネススクールなど、既に通信制MBAプログラムを提供していたスクールは勿論のこと、他校も比較的スムーズに完全オンラインの体制へ移行していました。留学生の中には、自国に一時帰国するケースも多く、各校は講義を様々なタイムゾーンから受講できるよう時間帯を工面したり、録画版を提供したり、積極的にグループワークやオンラインイベントを企画したり、各学生が孤立しないよう細心の注意を払いました。

また、出願プロセスにおいても、各校は臨機応変な対応をとっています。IELTS/TOEFL、GMATの受験が困難な状況を勘案し、これら試験を免除したり、代替のテストを受け付けたりしています。出願期限の延長や、2020年度の入学時期の変更といった措置の他、入学時期の変更を希望する合格者に対しても、比較的柔軟な姿勢を示しています。

2020年秋入学の授業形態がどのようなものとなるかについては、スクールや国に寄って異なります。プログラム当初は完全オンラインにて提供し、10月、11月頃から、オンラインと対面形式を混ぜ合わせたハイブリッド型とすることを決定したスクールもあります。また、留学生が渡航困難な状況にある可能性にも配慮し、プログラムの開始時期を遅らせたり、完全オンラインとするオプションも提供したり、様々なシナリオを想定しています。特にMBAプログラムは、他の学生と共に作業をするグループワークの割合も多く、教授や学生とのネットワーキングがMBAの醍醐味でもあることから、従来と同様の「MBA体験」が実現できるよう尽力しているようです。

各校の具体的な対応振りや出願のご相談は、こちらまで。

記事提供:ビジネスパラダイム

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