日本映像翻訳アカデミー(JVTA)
映像翻訳に必要な実践的スキルを磨き、プロとしての一歩を踏み出す
翻訳

映画やドラマ、ドキュメンタリー及び企業のPR動画などの分野で、「映像翻訳」のプロを専門に育成するスクール。字幕や吹き替えのスキルを基礎から習得することができる。修了後トライアルに合格すれば、併設の「メディア・トランスレーション・センター(MTC)」から仕事を受け、プロの道を歩き始めることが可能だ。
Interview
映像翻訳の需要が急増、字幕・吹き替えを基礎から習得

JVTAは1996年開校と、映像翻訳の興隆とともに歩んできたスクールだ。現在多数の修了生が、英日・日英の字幕・吹き替え翻訳の世界で活躍している。コースには「英日映像翻訳」「日英映像翻訳」があり、字幕と吹き替えを同時に学べるのが特徴である。「従来は字幕の需要が圧倒的に高かったのですが、近年は吹き替え翻訳の仕事も増えてきました。一つの作品で字幕と吹き替えが同時に必要になることもあり、両方こなせると仕事の幅が広がります」
映像翻訳とは何かを一から学ぶ「総合コース」から始め、実際に仕事を受注した場合と同様の条件で課題をこなす「実践コース」へと進む(※注)。現在はすべてZoomによるリモート授業だが、「お互いの顔をはっきり見ながら授業を受けることでき、むしろコミュニケーションが取りやすいと言えます。仕事のある方も時間を確保しやすく、遠隔地にお住まいの方も同じ条件で受講できます」
開始時の英語力は問わないが、実践コース進級時までに、TOEICテスト860点程度の英語力をつけておくのが目安となっている。
※注)「日英映像翻訳」は「総合コース」履修後「実践コース」へと進む。「英日映像翻訳」は、「総合コース・Ⅰ」「総合コース・Ⅱ」の2コースを履修後に「実践コース」へと進む。
スクリーンに自分の名前を見つけ、プロデビューを実感

「実践コース」修了後に「トライアル」という試験を受け、合格すると翻訳の受発注部門「MTC」に、プロの翻訳者として登録することができる。通算1年半の受講を経て登録翻訳者となった星加菜保子さんは、現在、会社員を続けながら外国語映画やドラマ、アニメの翻訳を手がけている。
「JVTAの説明会に参加し、代表の新楽直樹さんの『映像翻訳は一生使える職能。ここにいる皆さんは、もうプロとしての第一歩を踏み出している』という言葉に感銘を受け、入学を決めました」
ただし星加さんには、受講を開始したのちいったん勉強をやめ、10年の年月を経て復学したという経緯がある。「仕事と勉強を両立させるのが難しく、いったんあきらめたんです。でも、仕事がリモートになって時間に余裕ができ、オンライン受講の機会も生まれたときに、映像翻訳の勉強にとてもやりがいがあったことを思い出しました。『あれだけ情熱を持って打ち込めたことは、他になかった』『このままでは後悔する』と、再チャレンジを決めました」
星加さんはアメリカやイギリスで生活した経験があり、日本で英語を使う仕事をしてきたが、それでも講座で身に付けるべきことは多かった。特に、制作者の意図をくみ取る「コンテンツ解釈力」の指導が、プロとなった今、非常に役に立っているという。
JVTAでは、プロの映像翻訳者に必要とされる「ソース言語解釈力」「翻訳力」「取材・調査力」「ターゲット言語応用表現力」「コンテンツ解釈力」「ビジネス対応力」を「6つの資質」と定め、受講生の評価に活用している。「私は一つの分野で飛び抜けているというわけではなかったのですが、6分野の成績のバランスが取れていました。それが、トライアル合格につながったのではないかと思います」
JVTAでは、2008年から「難民映画祭(現在は国連UNHCR協会主催)」に社会貢献の一環として協力しており、修了生もこの活動に参加している。「映画祭で字幕翻訳を担当し、上映会場のスクリーン上に翻訳者として自分の名前が載っているのを目にしたとき、本当にうれしかったですね。今後は、プロとしてさらに効率よくクオリティの高い翻訳を生み出していきたいと思います」
映像翻訳は一見華やかな世界のように映るが、「実は、地道な努力が必要です」と、JVTA講師の藤田さんは言う。「ただ、自分のこれまでの経験を必ず生かすことができ、新しい知識を吸収して自分の人生を豊かにすることができる仕事です。映像翻訳にチャレンジすることで、新しい世界の扉を開いてください」
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通信・オンライン講座
通学と変わらない環境で学べる! JVTAの双方向型リモート授業
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)では、全コースの講義、課外講座、体験レッスン、個別相談をリモートで実施している。自宅と教室をリアルタイムでつないでいるから、その場で質問することもできる。
同校が正規講座のリモート対応を開始したのは2015年から。5年にわたり、ICTを活用した指導を行っており、サポート体制や情報セキュリティは万全だ。オンライン越しにクラスメートとディスカッションする時間もあり、自宅にいながら通学と変わらない環境で学ぶことができる。
※上記金額は税込価格です。
※入学金別途、すべて実費込みです。
※実践コースでは、別途字幕制作ソフトレンタル料がかかります。
※上記金額は税込価格です。
※入学金別途、すべて実費込みです。
1カ月(ロジカルリーディング・アディショナル5)
41,800円(ロジカルリーディング・アディショナル5)
※上記金額は税込価格です。
※入学金別途、すべて実費込みです。
※入学金別途、実費込み
※上記金額は税込価格です。
※入学金別途、すべて実費込みです。
日本映像翻訳アカデミーが英語教育のアルクと共同運営する通信講座。すべての学習・課題提出・フィードバックをウェブ上で行うため、時間と場所を選ばず成果を確認できる。添削指導を行うのは経験豊富な映像翻訳者。多くの修了生がプロデビューを果たしている。
お問い合わせ先
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)
-
<東京校>
- 所在地:〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町3-2-4 共同ビル(日銀前)2階/3階
- TEL:03-3517-5002
- Email:seminar@jvta.net
-
<ロサンゼルス校>
- 所在地:3510 Torrance Blvd., Suite 219, Torrance, CA 90503, U.S.A.
- TEL:+1-310-316-3121
- Email:contact@jvta-la.com
School Data
所在地
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町3-2-4共同ビル(日銀前)2F/3F
<ロサンゼルス校>
3510 Torrance Blvd., Suite 219, Torrance, CA 90503, U.S.A.
問い合わせ先
TEL:03-3517-5002 Email:seminar@jvta.net
<ロサンゼルス校>
TEL :+1-310-316-3121 Email:contact@jvta-la.com
コース
・英日映像翻訳科(総合コース・Ⅰ、総合コース・Ⅱ、実践コース)
・日英映像翻訳科(総合コース、実践コース)
・English Clock ロジカルリーディング力強化コース
・MASC×JVTA バリアフリー講座 字幕ライター&音声ガイドディスクライバー養成講座
・日本語表現力強化コース
・通訳コース(短期)
・産業翻訳者向け映像翻訳Basicコース
・課外講座
<ロサンゼルス校>
・映像翻訳、実務翻訳、通訳(M-1ビザ留学生およびビザサポートが必要のない方対象)
開講時間
【日英】総合コース 火曜19:00~、土曜13:30~
通信・オンラインの有無
Recruiting Summary
入学時期
英日映像翻訳科(総合コース・Ⅰ、総合コース・Ⅱ、実践コース)4月、10月
日英映像翻訳科(総合コース、実践コース):4月、10月
※その他コースによって時期が異なります。詳しくはウェブサイトをご確認ください。
<ロサンゼルス校>
映像翻訳、実務翻訳、通訳:4月、10月(7月、1月の途中入学も可)
受講資格
映像翻訳に興味がある方
エンターテイメント業界で活躍したい方
語学語を生かしたキャリアを築きたい方 など
受講説明会
※1月~4月、7月~10月で数回行います。
※「リモート字幕体験レッスン」または「リモート個別相談」も承ります。
受講料(目安)
(総合コース・Ⅱ):218,900円(税込)
(実践コース):234,300円(税込)
・日英映像翻訳科(総合コース):231,000円(税込)※入学金別途
(実践コース):242,000円(税込)
・M-1ビザLA留学コース:6,255USドル/1学期(諸費用別途)
・その他
一部のコースで字幕制作ソフトのレンタル料が別途発生します。
その他の詳細はメールまたはお電話にてお問合せください。